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やりたいこと、行きたいところ、話したい人、書きたいことが多すぎて。
by Kinotomii
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本屋回り

本に囲まれる幸せは、幼い頃から最高のものだった。
無意識に活字を追っていたこども時代。
できれば職業は、書店員か図書館司書を望んだ時期もあった。

本は4月末の刷り上がりだが、その前に書店回りをするのが新刊本が出る時の慣例なのだそうだ。
そのために帰ってきた故郷の宮之城。
高校を出てから40年近く経った。
両親の介護などで何回もレンタカーで走った宮之城だが、この10年の間に確実に変わった。
あの頃の、暖かくちょっと香ばしい空気を持った宮之城に、いつの間にかTSUTAYAができた。
賑やかだ。
店長さんを、と告げると、本入荷の係りという女店員の方があらわれた。
珍しく東京アクセントの方で、どちらかというと相談を受けると言った風情である。本に関わる者同士というか、似た空気を感じる。悪くない。
年齢は娘くらいの方ながら同僚のような気がする。
思い返せば、前の本の時も本屋回りをしたが、どこも親身になって応対して下さった。
親身になって、ISBNを取っていなければ無理だ、と丁重に断られてきた。
今回はISBNも取っているんだ。引き下がれない。
一緒に行ってくださったIさんを背に、背水の陣。
と、
そこへ、若くて背の高いハンサムな店長が登場。
話が速い。
素人営業屋は、ホッとする。
名刺と下のようなチラシをお渡しする。
色が実際の本とは大幅に違っているが、ここは仕方が無い。
プリンターの調子が悪かったのだ。
その場で15冊の注文を約束して下さった。地元の作家ということで。
本屋回り_c0356158_21041370.jpg
右側の注文票は、スリップ?と言って、本屋さんが出版社への注文に使う。
友人のMさんにpcで作ってもらったものだ。こんなことも、一々初歩から。
この前に3冊出しているが、全てHBスタジオからの企画商品として出されているので、私は書くだけで済んだ。
今回はいろいろと勉強もしなければならない。
「ポップはありますか?」
と尋ねられる。
ポップというのは、書棚に本を並べたときの目印に使う栞のような、旗のようなものだ。これも出版社に注文すればお金だから注文しなかった。
代わりにDM用のハガキ500枚作ったので、見せると、これをポップ代わりに使います、と言ってくださった。

本当は次のような色です。

本屋回り_c0356158_21151192.jpg
「 朱 い」は、あかい と読む。
この朱という色は、杉や檜を切った時に真ん中が
赤茶色をしているが、あの色だそうである。
香りもそこは特に強く、又木質も硬い。
内容も芯のピリリと強い、ほのかに良い香りが漂う気持ちの良い本になることを願ってつけた題名だ。



by Kinotomii | 2015-04-17 04:18 | 本を出版する | Comments(0)