ヨモギ餅と豆の炊いたの
元気なころは、畠の畔に生えたヨモギをいち早く摘んできて餅をつき、それを送ってくれた。
早春に屋敷の隅に小さなヨモギが生えると、せっせと摘んで、さも宝物のようにそのまま送ってくれた。
自然の中にいるからこそ、自然の変化が目につく。
自然のものを大切にする。
このヨモギ餅は、Nさんご夫婦が先日搗いて送って下さったもの。
餅やタケノコを切るときに大変重宝する、このカッターは、昨年買った。
ヨモギがいっぱいで、焼いていただくとヨモギの香りが辺りに漂う。
本当のヨモギの香りです。
あ~あ、贅沢!!
ついでに、筍と大豆の煮たのを作ってみた。
「かつを節」と昆布の味で、人工のものを全然使わない。
「かつを節」というけど、柔らかい「かつを節」で、野菜のピーラーで削って、どんな料理にも使っている。
鹿児島でしか見たことがないが、薩摩川内市市比野の「ゆうゆうかん」http://satsumasendai.gr.jp/spotlist/2162/ で売っている。
意外に安くて、2本セットで1300円。
お得である。こちらの友人に差し上げると、
「こんなに高いものを!」
と感激される。気に入らないという人は一人もいない。
料理がたちまち「ホンモノの味」になる。
田舎には、野菜、米、水を初め、思いのほか良いものがある。
現代の贅沢とは、こんなことを言うのだろう。