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モーツアルトフェスタ in レジデンツ in ヴュルツブルク 



c0356158_13313869.jpg

2015年5月22日。
昨年のヴュルツブルクのレジデンツで行われたモーツアルトフェスタについて、今頃アップの機会を得た。
モーツアルトフェスタは、毎年5月から6月後半にかけてヴュルツブルクの世界遺産、レジデンツを中心に行われる。
「中心に」というのは、町のあちこちで小さな演奏会が期間中開かれているからである。
中には無料のものもあるが、レジデンツで行われるものはすべて有料である。
しかし、日本のことを考えると総じて格安、という印象である。

そういうわけだから、まず、プログラムを手に入れるところから始めなければならない。
前年の12月ころからプログラムの注文を始めると、送られてくるのは1月の後半。
そこから内容を見て、欲しいチケットを注文するわけだが、あまりに多すぎてよくわからないが、特別な番組をまず聴かなくては、と高額のものをまずチェックする。

5月22日はオープニングであって、始める1時間くらい前から、入口のところに紅い絨毯が敷いてあった。
一体誰がここのレッドカーペットを歩くのだろう、と興味を持っていたら、後で知ったのだが、ヴュルツブルク市長夫妻であった。
この日、ヴュルツブルクで最も人気があるらしい、冒頭の写真の人がバイオリンを弾きながら指揮棒を振った。
レナウド・カプシン(?)でしょうか。
カイサーザール(皇帝の間)の120ユーロを申し込んだが、これは当たらず、バイサーザール(白の間)の100ユーロが当たっていた。
当たっていた、とは、このチケットはくじ引きになるからである。
ドイツの方々は、どうせ当たらないから、と最初からあきらめているところがある。
ところが、私たちは日本人だものだから、それで選んでいただいたのだろう、と思っている。

この注文の仕方も日本にいては大変難しい。
メールなどで注文できるが、多分これでは当たる確率は低いだろう。
これを、バイザーライターのオーナー御夫妻が実際に市役所に出かけて注文してくださったから当たったのかもしれない。
料金はカードで払う。
このオーナー夫妻に、この段階ではまだ私たちはお目にかかってもいない。
ただ、日本語のメールでいろいろと交流をしていたから、すっかり信じ切っていた。
ピーターさんと恵子さんのご夫妻は、本当に誠実で、ボランティア精神にあふれていた。

ヴュルツブルクは、滋賀県の大津市と姉妹都市契約を結んでいるから、大津市からの招待客が何名か、カイサーザール(メイン会場)の真ん前に席をもらっていらっしゃった。
また、シーボルトの故郷であるため、長崎市とも交流があり、長崎市からの招待客も名前を呼ばれていらしたようだ。
純粋な日本人観客は、おそらく、この日に限っては、私たちだけだった。
だからこそ、このコンサートに参加できることは喜びなのである。
次回のオーボエを聴いた時には、もう一組日本人旅行者がいらっしゃったが。
年齢も同じくらいの彼らは、ラッキーだった、ラッキーだった、と大層興奮していらっしゃった。

オープニングが始まる少し前、大勢の人々がレジデンツ前の広場に正装で現れる。
まだ陽が高いので、汗ばむような石畳の上を、人々が集まってくる。
男性はモーニングだったり、女性はドレスやよそ行きの洋服である。
私たちも一応それなりの服装をして、かなり早くに到着した。
正面の噴水の前で記念写真を撮ったりして…。
招待客や市長夫妻が、長い長いタイをひらめかせてレッドカーペットを歩いて中に入っていくと、一般客もぞろぞろと入っていく。
入口のところで、その市長ご夫妻が(その時にはまだ市長夫妻とは知らなかった。友人たちが、政治家だ、と後で教えてくださったのである)
こぼれんばかりの笑顔で握手で迎え、周囲にはカメラが何台か回っている。
素知らぬ顔で握手し、中の小さなテーブルに準備してあるワインをてんでに飲んで、語り合い、笑い合い、西洋の社交界の雰囲気を味わいました。
最も、日本だとお茶会の雰囲気がこうだから、特に恐れる必要はありません。
ただ、皆さんが正装し、精一杯おしゃれしていらっしゃるのが印象的だった。
日本でも、コンサートや能の会などの時は、演者に敬意を払って服装に気を配ることは、マナーだろうと思ったことだった。

演奏については、いずれまた。
















by Kinotomii | 2016-02-29 14:38 | 音楽 | Trackback | Comments(0)

男は役に立たんからね

ハウスに帰る池上線の蒲田行きの車内。
この線はローカル線らしく、下町のような、関西でいえば東大阪のような街並みを走る。京都なら伏見区のあたりの景色。
優先座席に座っていると、向かいに70代とおぼしき4人のおば様たちが座られた。
趣味の会だろうか。
同窓会だろうか。
さして近しい関係ではないが、お互い話すのにこだわりもない関係のようだ。
2組に分かれてひっきりなしに話しておられる。
一人の方が途中で降りた時に、残された一人が加わって3人組になった。
その、後から加わったおばさまが、
「お宅ご主人は?」
みたいなことを隣の婦人に聞いた。
「もう20年前から一人」
のように答えている。
「のように」と言うのは、電車の音ではっきりとは聞き取れないからである。
「え? まったく一人で住んでるの? 子供さんは?」
「ひとり」
「むすめ? それとも…」
「むすこ」
と聞いた途端、質問係りのおば様が、
「あ~あぁ…」
とトーンを落とした。
「息子じゃねえ。男は役に立たんからね」
と、ハッキリおっしゃった。この部分は夫もきっちり覚えていた。
東京の方々は何にしてもはっきりおっしゃるのでしょうかね。
次にこの質問係りがおっしゃったことが、世の常識もここまで来たのかね、と思わせた。
「淋しさを我慢するしかないね。どっちかだね。帰ってこない孤独を我慢するか、近くにいても無視される淋しさを我慢するか」
達観である。
常々、子に頼らずにりっぱに逝きたいと思っている身ではあるが、血を分けた子がいるなら、迷惑をかけるのは嫌だがそれなりの親子の情は交わしたいものと思っている。
甘いんだろうか。
このおば様なら一言の下に、「甘い、甘い」と言うような気がする。
期待するだけ失望は大きいよ、と。

思えば、長男が結婚したのは東京のど真ん中であった。
式の前日ホテルの近くを散策していたら、何かの拍子に同世代のおば様方と話すはめになった。
息子の結婚式で来ている、と言うと、何の躊躇もなく、
「息子は、すべて嫁方に取られますよ」
とおっしゃった。知ってはいるが、そうでありたくないものと思っている。
そんなことはアンフェアーであると思っている。
先々、夫婦に決して良いことは起きない、と思っている。
このご婦人方も息子をお持ちなのだろう。
しかし、一人は娘がいる、と優越感のような笑顔を見せた。

嫁の優先権は結婚式から始まり、以後、住まいから孫の世話から嫁方のものとなる。
これでいいのだ、と言う人々も多い。
女が強い方が家庭はうまくいく、と、テレビの有名コメンテーターが言うようなことを自信たっぷりにおっしゃって。
そして、3組に1組の離婚率。
2日前、孫たちと遊んできた私たちは、東京の3人のおば様方を後に、電車を降りて黙って歩いた。














by Kinotomii | 2016-02-19 09:36 | 親子関係 | Trackback | Comments(0)

大田区の空き家民宿

古い友人が、先月マレーシアのクアラルンプールに移住していった。
これまで住んでいたマンションが空いた。
これを改装して民宿スタイルのアパートメントにしたのは、まさに先月末。
ドイツでいうところの、「フェーリエンヴォーヌンク」。
私たちがエルファースハウゼンで借りていたバイザーライターと同じ。
あそこも、日本円にして二人で6000円だったが、彼女の「ココハウス」も、二人で1泊6000円で良いという。
2泊したので、12000円。
ああ、嬉しい。

こんなスタイルが日本でも各自治体をはじめとして増えてきた。
何しろ、外国からの観光客が多いのにホテルが追い付いていないから、自治体も乗り気だ。
加えて、日本全国に空き家が急増中。
大田区は日本で最初のこのスタイルを推進する自治体となるとか、テレビニュースで出ていた。
説明会には予想以上の人々が出席したとか。

友人は、離婚後公務員をしながら二人の娘さんを育て上げた人だ。
馬力がある。
考え方も柔軟だ。
改装費用が思ったよりかかったらしいが、貸す人、借りる人、どちらにとっても便利だ。
東京は宿泊費が高いし、シーズン中はなかなか空きがないから、友人にこんな人がいたら大変便利だ。
私たち夫婦は、ここの最初の利用者になった。

広いし、一通りそろっているから、借りる側も快適だし、昼間は観光に出かけているから、貸す人にとってもリーゾナブルなはずだ。

駅前においしい中華料理屋さんがあって、台湾の人らしい接客で、格安でとてもおいしかった。
おのぼりさんよろしく、上野の西郷さんにもお目にかかれたし、巣鴨の商店街、靖国神社、アメ横、国立博物館は外から写真を撮ったのみ、スカイタワーも真下まで行った。
あんな高いところ、シニアは上りたいとも思わないし、買い物をしたいとも思わないが、やはり、東京は若い人々が多く元気な街だな、と思う。
何といっても交通費が安い!
東急など、初乗りが130円から始まるなんて。
JRまで安い。東日本と西日本の違いはあるのだな。
また、私たちと同じような年金生活者らしき人々も関西と同じように連れだって歩いていらっしゃる。ふ~~ん。
自由な東京見物だったな…。

上野の公園の避寒桜がもう咲いていました。
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by Kinotomii | 2016-02-18 17:42 | 旅日記 | Trackback | Comments(0)

東京のシニア料金

孫たちに会いがてら東京に3泊4日。
今回は、東京都庭園美術館の「ガレの庭展」を見るのも目的の一つ。
その昔、宮家の宮殿だったというこの美術館は、何といっても港区白金台にあるのですもの。
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広々としたお屋敷に、椿やケヤキを主とした大きな木々が茂り、目の前には広々とした芝生の庭。
若者たちはここに寝っ転がって…。

入館するときにびっくりした。
65歳以上はシニア料金で半額で良いという。
1100円の入館料が550円になった。
その時はラッキーっと思った。
素晴らしいお屋敷の中で、美しいガレの作品群を目の前で鑑賞して、550円とは!
翌日行った小石川後楽園も、シニア料金で一人120円になってしまった!
東京ドームでの欄展の半券があったので、ここまで安くしてもらえたのだが…。

後で冷静に考えるとしっくりこなかった。
65歳以上は年金生活者で、収入が少ないから半額でも良いですよ、とこういう理屈だろうか。
ありがたいことですが…。
あるいは、今まで懸命に働いて税金を納めてこられたのですから、こういう場所では本来は無料でお見せするべきところ、せめて半額にしておきましょうね、とこういう理屈だろうか。
ありがたいことですが…。
しかし、同時に入館する若い方々は、正規料金で入るわけですよね。
隣のジジババは、半額。
若い自分は全額。
3~4回は何ということもないだろうが、重なるとどうだろうか。
アンフェアー!
と思えて来ないだろうか。

20年前ならいざ知らず、この頃のシニアはお金は持っている。
持っていても値打ちを正確に自覚していないから「オレオレ詐欺」にひっかかる。
それも、万単位じゃないじゃないですか!
時には億に近い額を詐欺された人もニュースで見たことがある。
その上、時間もあるから見に来ているわけだ。
シニアといって、今のシニア世代に特別扱いをするのはいかがなものか。
半額にするなら、そばに寄付箱を置き、半額を寄付したい方に入れてもらえばどうだろうか。
半額にしてもらった嬉しさに加えて、寄付すれば、何か特別に良いことをしたような気分にもさせてもらえる。

庭園美術館には、そばに小銭寄付瓶があったから、私も少しだけチャリンチャリンと入れた。
しかし後で考えたのである。
この程度では駄目だ。
ガレの、品のある素晴らしく美しい作品群を見たからこそだったと思うが、旅人の私は東京都にかつて貢献したわけでもないのにこの半額料金は、直感でアンフェアーと思えた。
年寄りでなく、若い人々にこのような特別待遇をして、もっと多くの若い人々が良いものに触れる機会を多くし、心を耕して日本の未来に貢献してほしい。
シニアは、自分の家族ではなくても、そのために国からいただく年金のいくばくかを提供するのも悪くないのではなかろうか。
このように考えていくことが、将来の日本を間接的に支えていくことになるかもしれないと思うと、シニアにも案外簡単にできることがある。

小石川の場合もそうだ。
今は梅が咲いているだけだったが、温かくなれば菖蒲や桜や蓮などが咲き乱れて、こじんまりとした美しい散策コースになると思われる。
写真を撮りに来るのも良いだろう。
しかし、ここを半額で散策して喜んでいるようでは、人生の先輩としてどうだろうか。(エラそうだこと!)

入口に割烹屋さんがあった。
高いんだろうな、と思って入ったら、4種類の定食のみ。
すべて650円という安さ。
「後楽園弁当」を頼んだが、すべて手作りで、卵焼きに至るまでおいしかった!
桜の咲くころには、2面に大きく開いた縁側の全ガラス戸から、かぶさってくるほどの桜がガラス戸を覆い尽くすのだろう、と想像された。
東京に住んでいないことが残念である。







by Kinotomii | 2016-02-17 14:09 | 旅日記 | Trackback | Comments(0)

「あん」 自分に非はないとわかっていても

<自分に非はないとわかっていても、世間の心無い言葉によって傷つき、心を強く持っているつもりでも、大きな力に負けてつぶされていく日常があることは、どうしようもありません>(『あん』http://an-movie.com/#top

ハンセン氏病に対する人々の偏見によって、せっかく繁盛し始めたどら焼き屋がつぶされてしまう。
この言葉を主人公の徳江は、手紙の中でおだやかに表白する。
決して声高に叫ばないところが、却って現実感を強くし、人々の心に強い決意を残した。

河瀬監督は、画面の作り方がうまいと思う。
大きな桜木の花盛りから、真夏の葉盛り、紅葉、落葉、そして若葉のすきまから太陽がきらきらと落ちてくる、その光を、生まれたての尊い意志のように、また強い生命力のように顔いっぱいに受ける徳江のシーンはすばらしい。
これは、たくましい木の物語。
木は生えたところで生きていくしかない。
その境遇を受け入れ、強く、美しく自らを表現して生き切る。

子供のころ住んでいた故郷は温泉の街だった。
もう50年以上も前、小学校4、5年のころだった。
ある日突然、顔にマスクをした女性が柴垣湯に現れた。
私は彼女に何回か湯船で出合わせた。
このことは、『朱いちゃんちゃんこ』


の中で詳しく書いた。
当時、彼女のハンセン氏病は治癒していて他人には感染しない、という知識を人々は知っており、しかし、いつも彼女の周囲はぽっかりと空いて、一人やせた体を忙しく洗っていた後ろ姿が今でもよみがえる。
彼女は、来たとき同様ある日突然消えた。
50年以上経った今でも、どこかへ消えた彼女の寂しさを共有している自分に気づく。

徳江が亡くなってから、住んでいた療養所の庭に桜の幼木が植えられた。
長い時間をかけて、いつか桜は、色々な人々に立ち上がる力を与えていくのだろう。








by Kinotomii | 2016-02-08 10:35 | 雑記 | Trackback | Comments(0)