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佛国山 瑞応寺③ 摂心

明日、2月1日から瑞応寺では、5日間の摂心に入ります(もしかすると7日間だったかもしれない)。一度も摂心というものに参加したことはないので、偉そうなことは言えません。

常は、朝4時からの坐禅と作務。そして、夜の坐禅ですが、
摂心中は、ほぼ一日中坐禅三昧、のはず。
接心を経験して初めて、見えてくるものがあるそうです。

この最も寒い時期の坐禅は、若い雲水さんしか無理に思える。案内して下さった若い雲水さんに、
「若い時期に修業できることは幸せですね」と、羨望と共に本音が。あえてこのような厳しい修行を、僧侶となるために課せられているからとは云え、細い指先の現代の若者たちができるのは、数え切れないほどの先輩修行僧たちが築き上げてきた伝統の持つ力であり、黒い僧衣への責任感とパワーに支えられているからでしょうか。

アメリカの龍門寺は、外気温がマイナス10度を超えるのはざらなので、エアコンディションの装置があります。屋根の下は、すべて、快適な温度に保たれている。「でなければ、死にます」と、そこに住んでいる方がおっしゃった。
昨年11月、外気温マイナス7度の時があったけど、部屋の中はセーター一枚で汗ばむほどの快適さ。
ですから、真冬の接心も、日本の僧堂ほどの辛さはないでしょう。
ただ、瑞応寺の坐禅堂にも、1台だけストーブがあった。

夜の僧堂

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内堂には勝手に入れません。が、僧堂の聖像は、文殊菩薩様。

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雲水さんたちは、修行中は、今でもこの僧堂で寝起きされるそうです。


by Kinotomii | 2018-01-31 14:13 | 宗教 | Trackback | Comments(0)

佛国山 瑞応寺

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片桐老師が最後の弟子であるワインコフ彰顕師を送り込まれたのが、
伊予国、瑞應寺専門僧堂であります。上の写真は、竜門と呼ばれる門柱と参道への入り口です。お寺の方は、バスが瑞応寺前に止まります、といとも簡単におっしゃったが。瑞応寺前というバス停ですが、そこから先が修業です。

長い坂道の参道を、興聖寺の琴坂そっくりの坂道を、息も絶え絶えに荷物を引っ張り、着いたところが、更なる石の坂の上に待ち構える「山門」!
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他に道はないのかな、と見渡せど、楽な道があるどころか、「瑞応寺専門僧堂」と書かれた山門の先に更に石段が見える。

その石段を踏破して着いたところは、
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法堂(はっとう)=本堂。屋根が銅葺きで美しい。
下の写真は本堂の方から撮った「教体楼」。


c0356158_22014341.jpg

向こうから上がってきて、手前の本堂(法堂)に至ります。
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箒の目も美しい、さすが禅寺。禅寺の無駄のない清潔なたたずまいには、いつも圧倒されてしまいます。向かいに見えるのが「僧堂」または、坐禅堂と言い慣わしている建物。正面は東を向くように建てるのが約束だそうです。
つまり、こちら側が東になり、坐禅堂と向き合って庫院という建物があります。庫院には、お寺の重要な機能がつまっています。


内部はこのように。↓ これは外堂部分です。右に見える入り口から内堂に入っていきます。左が正面入り口ですが、常の出入りはここからは行われていません。
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いずこも坐禅堂は似ていますが、ここのは、手前の北から入ると、左右に単がある。向かって左が東になります。龍門寺は全くここと同じ作りなので、ワインコフ師ご自分が修業した瑞応寺がお手本なのでしょう。実はここで一人坐禅させていただきました。坐禅に随喜!

これが「ホウ」の拡大写真。ひれや尻尾のあたりの形が美しい。
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ところで、この瑞応寺専門僧堂は、その縁起を紐解けば、創建は13世紀ころにさかのぼります。開基は、松木氏(当地のお殿様)。佛國山瑞応寺としての建立は、1448年。開祖は、月擔白大和尚。長い間には戦火に遇ったりしながら、僧堂の開設は、明治30年。25世道胤仙室大和尚の時ですか…。そして、「瑞応寺専門僧堂」と改称したのは、29世大玄一光大和尚の1951年。古刹であり、名門。これまで数多の学僧を輩出してきたそうです。







by Kinotomii | 2018-01-29 16:17 | 宗教 | Trackback | Comments(0)

風  風来道人




一度通っていったら


二度と帰ってこない



風は宇宙の声




冷たい風


暖かい風


人間を人間たらしめる


風の鞭


風の愛




風は


かなしい者の友


さびしい者の味方




人は幸せになると


風の声が


きこえなくなる


そしてそれを


不思議とも


思わなくなる




風は


ふりかえらない


あとをみない


ただ前進するだけだ




風のように来て


風のように去ってゆかれる


だから


如来


如去


という


by Kinotomii | 2018-01-28 21:54 | 宗教 | Trackback | Comments(0)

第619回京都市交響楽団定期演奏会 ジェームス・ジャッド

期待通り、大変満足した。
バイオリニストは、木嶋真優(きしま まゆ)さんという若い方。この頃演奏家の誕生日が書いてないけど、2000年には、国際バイオリン・コンクールのジュニア部門で、最年少で最高位を取った方とか。
曲目はあの難しい(と言われる)プロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第2番、ト短調。
ややこしい曲ほど若い演奏家にとってはやりがいがあるのでしょうね。
それにしても、ヴァイオリニストもピアニストもこの世にはたくさんいらっしゃること!
ヴァイオリンはストラディバリウス1700年製です。最初に奏でた瞬間、体に響くほどの魅力がある。
テクニックの必要なこの曲を精魂込めてひいていらっしゃることは、聴いている聴衆にはよくわかる。そして、
終わったときには、消耗しきったような感じだった。それでもアンコールに応え、「ふるさと」を編曲したバージョンで弾かれた。この選択は好ましい。

指揮のジェームス・ジャッドもうまい! これも大曲のホルスト:組曲「惑星」を、疲れも見せず指揮し、団員も良く応えた。ハープが2台、ドラやシンバルやティンパニも2台出て、何とも言えずにぎやか。演奏者は言うに及ばず、聴衆のどの人も集中しているのがわかる。
失礼ながら、「よく間違えずに自分のパートを弾けるな…」とプロに対して余計な心配をしつつ。
というのも、ほんの1小節だけ管楽器や弦楽器や打楽器の独奏が入ったりする。ここ、というときのトライアングルやドラの音が入ったりする。このややこしい楽譜を、全員が読めてはるんですよね~、と又もプロに対して失礼なことを考えながら、それほどの大大曲だったんです。

この曲は、「火星」「金星」「水星」「木星」の4パートに分かれているが、すべて終わったときには、肩の荷が下りたような気がした。自分が大仕事をしたような満足感でした。





by Kinotomii | 2018-01-27 14:12 | 音楽 | Trackback | Comments(0)

片桐大忍(1928-1990)


片桐大忍老師は、日本からアメリカへ道元禅師の宗風を伝えた早期の禅の指導者の一人でした。1963年(35歳)、師は、ロスアンジェルスに禅の布教のために日本から派遣されます。のちに、サンフランシスコに移り、そこで、設立間もない「サンフランシスコ禅センター」の鈴木俊隆(しゅんりゅう)老師の支援をすることとなります。そして、鈴木俊隆老師の遷化(1971年)の後、ミネソタ州のミネアポリスに移動します。(『禅の種まき』から)

ちなみに、鈴木俊隆は、" Zen Mind Biginner's Mind"で有名です。これは、アメリカ人のお弟子さんたちが法話を録音しておき、その録音をもとに数名で議論、吟味、確認を繰り返しながら、英語でまとめたものです。最初の" Zen Mind Biginner's Mind"は松永太郎訳で出ました。
次に ”Not allways so"を付け加えた「禅マインド・ビギナーズマインド2」が出ました。これは、曹洞宗のお坊様、藤田一照(いっしょう)訳です。2冊の、" Zen Mind Biginner's Mind"は、似ているようで、編集者も違うので、別の本です。しかし、法話は鈴木俊隆なので、重なる部分も多くあります。(『禅の種まき』の参考図書参照。『禅の種まき』は、奈良のこだわり出版社「京阪奈情報教育出版」

http://www.narahon.com/

で)販売中。

 片桐大忍は、十代のころ特攻隊に志願し、訓練中にアクシデントに見舞われたため、特攻兵として死ぬことを諦めます。そして18歳の時、僧侶となった人です。(『禅の種まき』から)
ミネソタと言えば、あの懐かしい「大草原の小さな家」の舞台となった土地です。
又、世界中の主婦たちの共感を得た(と勝手に思い込んでいる)「マディソン郡の橋」は、ミネソタに近いアイオワ州の中南部を舞台とします。つまり、アメリカ中西部は、発展の波が一番最後に訪れるような、アメリカでも保守色強く自然も厳しいそんな地域です。

 開拓期の禅の布教活動がいかに厳しいものであるか、想像するしかありませんが、片桐大忍は道元禅師の禅の教えに忠実に従った理想郷を、この開拓者精神の強い、ある意味で真のアメリカが残っているアメリカの中西部地域で実現したかったのに違いありません。(と言い切っては専門家からは苦笑されるかも)

というのも、後に人里離れた地に道場の建設を始めるからです。
その名は「釣月山(ちょうげつざん) 宝鏡寺」。現在、片桐大忍を慕う多くのアメリカ人が、再興に取り掛かっています。
https://www.youtube.com/watch?v=MN6d4HA1Rqk  ←You Tube

片桐大忍の本も魅力的です。同じように、英語での法話を録音したものを
数名で編集し、全員で確認しあった内容を本にしたものです。
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左から"RETURNING TO SILENCE"
"You Have to say Something"
"Each Moment Is the Universe"
分厚いので、読む前にひるみますが、詩的です。どこかの出版社が日本語訳を出してくれないかと、じりじりしています。きっと、日本の人々の目をぱっと、開かせるに違いありません。

英語での法話...、これができたのは、純粋に道を求める現地のアメリカ人たちに応えようとの熱い自覚があったからではないのでしょうか。

片桐老師は、よく家人に、
「アメリカの人々の熱心さには頭が下がるよ。私のつたない英語を、想像力を駆使しながらくまなく汲み取ろうと真剣に聴いてくれる」
 とおっしゃったそうです。片桐老師らしい(想像ですが)、その人の人間性を表す言葉のように思います。実際、メタファーで語られる禅佛教は、日本語でも理解が難しい部分がある。それを英語で表現するのには、さらに脳細胞の限度まで使わなければならない気がします。

異国の地での長年のハードな禅僧生活は、片桐大忍の命を62歳という若さで奪ってしまいます。
 






by Kinotomii | 2018-01-10 22:24 | 宗教 | Trackback | Comments(0)